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唐臼の音と小鹿田焼。


大分県の小鹿田焼より、8寸~5寸のお皿、浅鉢7寸~6寸、ごはん茶碗などが届いています。


江戸時代から変わらない製法で作り続けている日本を代表する民窯・小鹿田焼(おんたやき)。

日田の皿山では、原料となる地元で採れる陶土を細かく砕くために小川の流れを利用した唐臼の音が聞こえています。10軒ある窯元の作業場の前には、動力を使わない蹴り轆轤で形作られた黄土色のうつわたちが、それぞれ整然と板にならび太陽の光を浴びてゆっくりと乾燥しながら色を変えていきます。作業場では小鹿田焼の作り手である職人さんが黙々と高台を削ったり、化粧土を掛けたり、装飾を施したり…。広い空には大きな鳶がゆったりと旋回しながら山の向こう側のずっと遠くを眺めているように見えます。

目まぐるしく進化してゆく世界の中で、ずっと変わらない日田の皿山の景色と唐臼の音があって、そこから生み出されているのが小鹿田焼のうつわです。自然の恩恵と、自然のリズムに逆らわない人の手によって、日々暮らしのうつわが作られています。


私にとってとても特別な焼き物である小鹿田焼な訳ですが、小鹿田焼について考えていると、何と言うか、ひとつの未来の姿を見ているようにも感じるのです。自然に逆らったり人間の力によって自然をコントロールしようとするのではなく「自然と共存」するという姿勢や、またコミュニティとしての伝統や技を継続させる独自の考え方やそこでの「個の在り方」など。ちょっと大袈裟な話になってしまいましたけど、興味の尽きない小鹿田焼なのです。

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