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mokodi

寄り添って育つ、釜定の鉄瓶。


盛岡の釜定さんより、鉄瓶が少し届きました。


今回は「新珠・肌」、「秋の実・肌」、「秋の実・大霰」、「柚子・肌」、「新姥口・肌」がございます。

入荷しても即完売が続いておりまして、なかなかゆったりとご紹介の出来ない釜定さんの鉄瓶です。お待ちいただいておりましたお客様はお早目にどうぞ。店頭にならんでいない場合もございますので、お声がけください。


鉄瓶の説明を少し...


そもそも鉄瓶はお湯を沸かす道具ですので、お茶を淹れる急須とは全く別の道具になります。お湯を沸かすという意味では、やかん等と同じ種類の道具になります。


鉄瓶で沸かしたお湯は、カルキも抜け、まろやかな、まるい味になります。水の味にそれほど敏感でない方でもその違いを感じていただけると思います。そうして沸かされた、まろやかな美味しいお湯を使ってお茶や珈琲を淹れてみると、やはり美味しいのです。さらに鉄瓶で沸かしたお湯や鉄鍋で調理したお料理は鉄分補給に有効とされています。


また、鉄瓶の面白いところは、使いながら育てる道具であるということです。使い始めの鉄瓶よりも5年、10年、20年...と使い込まれた鉄瓶の方が、より美味しいお湯をを沸かせるようになるのです。これは使っているうちに鉄瓶の内側に湯垢(膜)が形成されてゆくからで、これが育つことによって、より美味しいお湯を沸かせられるようになるのです。

ですから、鉄瓶の内側は洗ってはいけないですし、触ってもいけません。


使い方に関しては、店頭にてお気軽にお尋ねいただければと思いますが、難しいことは何もありません。鉄の性質をご理解いただければ、一生お付き合いの出来るとても優れた道具になります。

釜定さんの鉄瓶は、使い込むほどに漆の焼き付けられた外側の風合いも味わい深いものへと変化し、美味しいお湯を沸かすという機能も暮らしの中でゆっくりとより良いものへと育ってゆき、何だか不思議と可愛がりたくなってしまうような、そんな素晴らしい道具なのです。


オンラインショップでもご紹介しております。


open 11:00-18:00


オンラインショップ


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