ふと、その美しさや健全さに心惹かれる小鹿田焼と共にある景色
- mokodi
- 4 日前
- 読了時間: 2分

小鹿田焼より、お皿やうるか壷などが届いています。
大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)は、江戸時代から変わらず普段使いの素朴なうつわを作り続けている山間の小さな焼物集落です。地元の陶土を使って蹴り轆轤や登り窯で作られるうつわは、様々な装飾技法と彩りで、素朴でありながら、力強さや使いやすさ、遊び心が散りばめられて、世界的に注目を集める焼き物となっています。
しかし、多くの人を惹きつける小鹿田焼の魅力の根底にあるのは、無意識にも民衆的工藝品としての思想的な部分なのかも知れません。普段の暮らしの中で、皆で囲む食卓の上で、用いることで美しさや心地良さがじわじわと感じられるような、そんなつまり用の美。
飾らない何でもない普段の暮らしの中で、湯気が立ち昇る炊き立てのご飯がよそわれたお茶碗や、採れたてのお野菜のお料理が盛られたお皿、窓辺に置かれた季節のお花が活けられた花瓶など、ふとそのうつわと共にある景色の美しさや健全さに、見入ってしまったり心惹かれたり。そして、そんな風に感じていただけると少し視野が広がって、身近な周りの景色のなかに、新たな発見があるかも知れません。心が豊かになるってそういうことかなって思えたり、そんなきっかけを小鹿田焼の美しさから感じていただけたらと思います。
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